山口県上関町にある祝島という島をご存知でしょうか?
私、個人的には祝島といえば、「ひじき」と「びわ茶」が真っ先に思い浮かぶのですが、特産品はこの他にも「干しタコ」「寒干し大根」などがあるそうです。そういえば、ずーっと前に「寒干し大根」も食べたことがある気がする。
なぜこの島の農産品を東京に居ながらにして食べていたかというと、まだ私が若かりし頃、かなり硬派な共同購入グループに入っていて、そこで取り扱いがあったからなんですね。そしてもう一つ、この島を応援する理由は「反原発の島」だったからです。
若かりし頃の私は「反原発」という言葉に馴染みはなかったのですが、原子力≒原爆というイメージだったので、これは大変と受け止めたものです。いくら平和利用って言ったって、日本は原爆落とされた国ですからね、原子力に対する抵抗感は強いのです、と思っていました。実際には国中に原発があったんですけどね。
今、この島が話題になっています。
「祝の島」(ほうりのしま)という映画が出来て、あちこちで上映会をやっています。
DVDを3200円で販売しているので、ウチでは買おうかなと思っています。
この島の凄いところは、過疎化や高齢化を抱えつつ、それでも島民の9割が原発建設に反対し、反対運動を29年間もやってきたということだと思います。
福島の原発事故によって色々考えさせられることが多い昨今、この映画を見る意味は大きいと思います。
そして、この島が気になる理由がもう一つ。
猫が多いらしい!!
遊ぶところがない島とのことなので、猫と遊ぶつもりで出かけるには楽しい島かもしれない。
本もあります。
「瀬戸の島々 島の猫」
これはウチの猫ですが。