福猫屋ECO日記
福猫屋ECO日記をリニューアルしました。こちらは東京編になります。 2010年から自宅のミニ菜園で自家製堆肥を利用した野菜作りをしています。採れたての野菜を使った料理やベジタリアン料理など、日々の出来事を気ままに綴っています。

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2011年8月:1

久しぶりに朝からいい天気!

 

asagao1108-2.jpg 

(庭の朝顔もキレイ)

 

 

早速、朝から溜まった洗濯物を片付けることに。

今日は、二日分の布ナプキンの洗濯もあるのだ。

 

この暑いのに二日分も布ナプキンを浸け置いていたのか、と驚かれるかもしれないが、ちゃ~んと下洗いはしてあるから大丈夫。軽く水で洗い、大体キレイになったところでアルカリウォッシュに浸けておくとシミも殆ど残らない。

エッセンシャルオイルを数滴入れておくと、これがまた良い香りで、とても布ナプキンの浸け置き洗面器から漂う香りとは思えない。

 

それにしても最初の二日分というのは量的にも多い。

大きめの専用洗面器は既にいっぱいになってしまい、お風呂の洗面器まで借りてしまう量・・・ 

これを普通の洗濯物と一緒に洗ってしまうのだ。

 

あ~スッキリ!

まるで何事もなかったかのように片付いてしまう。

これが布ナプキンの一番の魅力だと思うのだけれど、どうでしょう?

もし、これが使い捨ての(普通の)生理用ナプキンだったら結構な量のごみとして捨てねばならないし、ごみ収集の日まで待たないといけない。

 

 

布ナプキンの良さを挙げれば色々あるけれど、私はこのスッキリ感とゴミが出ない生活というのが、何よりも快適だなぁと思うのです。

最近人気下降気味の布ナプキンですが、流行が去った今こそ自分のペースで、自分らしく使ってみてはいかがでしょう?

 

もともと布ナプキンって流行るものでも、変にもてはやされるタイプのものでもなく、気に入った人がずーっと地味に使い続けるものなんではないかと思うのです。

 

 

野菜には当然のことながら暑い土地向き、寒い土地向きがある。

一部を除き、日本は全体的に高温多湿。

にもかかわらず、作りたい野菜というのは必ずしも土地の気候とは合っていない。

 

私の作りたい野菜というのは乾燥したヨーロッパ原産のも物が多く、日本の中では高原地帯(寒冷地)が適しているらしい。それを高温多湿の地域で作ろうと思ったら、それに近い気候の春、秋に作るしかない。つまり猛暑の夏と梅雨のシーズンは避けることになる。

 

しかしそれは現実的に無理なため、梅雨の間は雨除けを作り、猛暑の間は日除けをして、野菜の育ちやすい環境を人工的に作ってあげなくてはならない。

 

そんな具合でだいぶ色々な野菜が東京でも作れるようになった(気がする)。

東京は高原地帯と比べ虫の種類も数も相当多いので、放っておくと野菜は虫に全部食べられてしまう。

しかも山の畑ではイノシシまで出る!イノシシのパワーは思っていたより凄く、今年はサツマイモが全滅してしまった。

 

虫や獣の食べ残しを食べるという日々も悲しいので、葉物野菜は防虫ネット、根菜までも防獣ネットが欠かせない。そしてニンニク、ネギなど獣の嫌いな「まずい」野菜を沢山つくるのだ!

 

そんな試行錯誤の野菜作りの結果、今年は食べきれないくらい野菜が収穫できた。

天の力は本当に有難い。

 

yasai1108.jpg

 

yasai1108-1.jpg

 

ただ、二年がかりで収穫にたどり着けない野菜がある。

それは、ズッキーニとニンジン。

 

どちらも長野では苦労したこともない、むしろ一番楽に作れる野菜だった。

それが東京では出来ない・・・

 

ズッキーニは、株自体は大きくなるのだが、花が咲いても実がつかない。

というか、実が小さいまま腐って落ちてしまう。

ニンジンは発芽はするすが、育たない。

 

多分ニンジンは8月という高温時の種まきに絶えられないのだろう。

暑すぎて発芽後、芽が溶けてしまうのか、日ごとに芽が消えていく。

去年は蒔き直しても同じ結果だったので、今年は日除けをしてみたが、結果は同じ。

 

最近急に気温が下がったこともあり、もしやと思い、畑だけでなく庭にもミニニンジンを蒔いてみた。

ここはダンゴムシが多くて芽を食べられてしまいそうなのだが、取り合えず実験。 

今朝確認してみたところ、芽が出ていた。

 

ninnjin1108.jpg

 

このまま順調に育てばいいのだけれど、いまのところこれ以上育ったことがないので、経過観察。

ダメなら春蒔きにするしかないのかなぁ。

 

 ズッキーニに関しては、もう栽培自体を断念。

どうやら高温多湿に弱い野菜らしい。

先週、生協で届いた長野産ズッキーニにまで痛みが出ていたことを考えると、これからは長野辺りでも栽培が難しくなってくるかも?

 

やはり日本列島は南国化しているのか・・・

タイ人の友達は近所でタイのハーブを栽培しているし。。。

 

goya1108-1.jpg 

 暑い夏によく育つゴーヤ

 

mitsubachi.jpg

 

少し前になりますが、鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」を観てきました。

「祝の島」に続き「内部被爆の脅威」(肥田舜太郎 鎌仲ひとみ著)を読んだ後、この映画をどうしても観たくなり上映会を探したところ、ありました、近所の上映会。

有難いことです。


この映画の中で最も驚いたのはスウェーデンの電力事情でした。

電力の自由化をだいぶ前に行ったスウェーデンでは、人々が電力会社を自由に選べる。
だから、自然エネルギーによって作られた電力を買うことができるんですね。

なんと羨ましい!

人々が自然エネルギーを選べば選ぶほど脱原発、脱石油が進み、社会全体が持続可能なものへとシフトしていく・・・

そして、スウェーデンの人々の話は一々納得できることばかりで、
原発に依存しない社会なんて、皆が同じ方向を向けば充分可能なことだと納得できる。

でも同じことがなぜ日本で今まで出来なかったのか…

祝島の人々の反対運動には本当に素晴らしくて、とても長い年月継続していることの凄さを感じます。


このところ、身近な所まで放射能汚染が広がっています。
日々の食料もそうですが、家庭菜園で使ってきた腐葉土や堆肥まで。

これから先何年、何十年放射能汚染が続くのか分かりませんが、こんな恐ろしいもの、世の中にあってはならないのだと、本当に思います。

 

お近くの上映会がありましたら是非足を運んでみてください。

 

上映スケジュールはこちらで

 http://888earth.net/trailer.html

 

 

 

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