福猫屋ECO日記
福猫屋ECO日記をリニューアルしました。こちらは東京編になります。 2010年から自宅のミニ菜園で自家製堆肥を利用した野菜作りをしています。採れたての野菜を使った料理やベジタリアン料理など、日々の出来事を気ままに綴っています。

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未分類: 2006年11月:1

昨日、猫の福が歩けなくなった。 後ろ足が立てなくて、歩こうとすると転んでしまう。 fuku061015.jpg
どうも部屋の片付けをしている時にチョコチョコ走って夫の後を付いて行き、閉まりかけたドアに頭を挟んだらしい。 外から家に戻ったとき、夫が悲壮な表情のまま座り込んでいた。 夫は、近所には知った病院がないから東京の病院まで連れて行くなどと言い出す。 頭を打ったショックで平衡感覚がおかしくなったのかもしれないから、静かに休ませたらと、毛布で暖かくして部屋で寝かせてみた。 福は、国分寺に住んでいた頃、友人の紹介でウチにやってきた猫である。 その時すでに4歳の子持ち猫だった。 友人は、最初に福の息子(生まれて半年)を紹介してくれた。 薦められるままに息子を家に連れてきたが、夜中に大暴れして一週間ほとんど一睡も出来なかった。友人に話すと、メスの方が大人しいからと母親の福と交換しては、と提案してくれた。 実は、福と始めて会った時、妙に私の持っていたカゴに入りたがり「福ちゃん、一緒に行きたいの?」と友人に言われていた。友人宅に行くと、福は迷いもなく私のかごに入ってしまった。 そう、この猫とは縁があったに違いない。 その後12年。福は16歳のおばあちゃんになってしまったが、毎日元気一杯に過ごしていた。 人の年齢にすると、随分長生きなのだとか… 今まで病気一つしたことがない。 ただ、最近食べたものをよく吐くようになった。でも猫は元々よく吐く生き物だから、歳で少々胃腸が弱ったのかもしれない。 さて、歩けなくなった福は別人(別猫)のように大人しく、まるで「借りてきた猫」のようだった。 ところが、夜中…ゴソゴソ、バリバリ…(汗) 福の復活する音で目を覚ました私たち! 朝になると何事もなかったように元気にご飯をたくさん食べた。 ほっと安心。本当によかった。 歳をとると弱くなるのは人間ばかりではない。猫も犬も同じように老化していく。悲しいのは、猫や犬は人間よりずっと早いスピードで老化してしまうということ。 人間と同じだけ生きて欲しい、などと無理な願いを押し付けるつもりはないが、せめて元気で幸せな老後を一緒に過ごして欲しい。 そして猫は猫なりに精一杯の長生きしをして欲しい。 そんなことを、願わずにはいられない老猫のよろめきだった。 fuku061014.jpg
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