友人がある日、「ホルモンの一部が不足している気がする・・・」と不思議なことを言いだした。何でも、その物質が欠乏すると起きるといわれる行動パターン、生活上の問題、対人関係に至るまで、全てが症状に合致して納得できるのだとか。
ずっと「性格」だと思い、何とか改善できないものかと頑張っていたのに・・・
もしそれが本当なら、問題行動とされ、社会生活が難しいと思われてきた原因は「ホルモンバランスの悪さ」という病気が引き起こしたもの、ということになります。
そういえば以前、「人の性格は体質に由来している」と、何かで読んだことがある。確かに、体型や体質に性格が現れていることって多い気がする。。。
五体満足とか健常者と言うけれど、そういう人って案外少数派なのかもしれない。ただ程度の差と気づくか気づかずに一生を終えてしまうかの違いだったりして!
「障害なんじゃなくて個性なんだよ!」と、ある人に言われたことがあるけれど、何だかそれって的確な表現な気がします。
昨日、猫の福が歩けなくなった。
後ろ足が立てなくて、歩こうとすると転んでしまう。
どうも部屋の片付けをしている時にチョコチョコ走って夫の後を付いて行き、閉まりかけたドアに頭を挟んだらしい。
外から家に戻ったとき、夫が悲壮な表情のまま座り込んでいた。
夫は、近所には知った病院がないから東京の病院まで連れて行くなどと言い出す。
頭を打ったショックで平衡感覚がおかしくなったのかもしれないから、静かに休ませたらと、毛布で暖かくして部屋で寝かせてみた。
福は、国分寺に住んでいた頃、友人の紹介でウチにやってきた猫である。
その時すでに4歳の子持ち猫だった。
友人は、最初に福の息子(生まれて半年)を紹介してくれた。
薦められるままに息子を家に連れてきたが、夜中に大暴れして一週間ほとんど一睡も出来なかった。友人に話すと、メスの方が大人しいからと母親の福と交換しては、と提案してくれた。
実は、福と始めて会った時、妙に私の持っていたカゴに入りたがり「福ちゃん、一緒に行きたいの?」と友人に言われていた。友人宅に行くと、福は迷いもなく私のかごに入ってしまった。
そう、この猫とは縁があったに違いない。
その後12年。福は16歳のおばあちゃんになってしまったが、毎日元気一杯に過ごしていた。
人の年齢にすると、随分長生きなのだとか…
今まで病気一つしたことがない。
ただ、最近食べたものをよく吐くようになった。でも猫は元々よく吐く生き物だから、歳で少々胃腸が弱ったのかもしれない。
さて、歩けなくなった福は別人(別猫)のように大人しく、まるで「借りてきた猫」のようだった。
ところが、夜中…ゴソゴソ、バリバリ…(汗)
福の復活する音で目を覚ました私たち!
朝になると何事もなかったように元気にご飯をたくさん食べた。
ほっと安心。本当によかった。
歳をとると弱くなるのは人間ばかりではない。猫も犬も同じように老化していく。悲しいのは、猫や犬は人間よりずっと早いスピードで老化してしまうということ。
人間と同じだけ生きて欲しい、などと無理な願いを押し付けるつもりはないが、せめて元気で幸せな老後を一緒に過ごして欲しい。
そして猫は猫なりに精一杯の長生きしをして欲しい。
そんなことを、願わずにはいられない老猫のよろめきだった。
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先月、画像がなくてお伝えできなかった諏訪中央病院のハーブガーデン。今日は偶然にもハロウィンということもあり、可愛らしいカボチャが並んでいました♪
通院しているだけの私には、病棟のことはよく分からないのですが、このバーブガーデンはホスピスの裏にあります。入院患者さんのためのお庭だと思いますが、通院患者や家族が入ることも出来ます。
ボランティアでこれだけの美しい庭を管理するのは大変だと思いますが、こういう試みは素晴らしいです!
私も入院するなら、こんな病院がいいなぁ…
温室の外にあったカボチャ!
頭に綺麗な緑の実を乗せているカボチャ!
型にはめて育てたのか、きのこ形のカボチャたち!!!
「陽なたぼっこ」と看板のある手作りの温室?
中はとっても暖かく、木の香りや収穫した実の香りがします☆
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