福猫屋ECO日記
福猫屋ECO日記をリニューアルしました。こちらは東京編になります。 2010年から自宅のミニ菜園で自家製堆肥を利用した野菜作りをしています。採れたての野菜を使った料理やベジタリアン料理など、日々の出来事を気ままに綴っています。

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我が家の狭い庭に咲いてます。

 ichigo1204-1.jpg

 去年、植え替えに失敗し、殆ど枯れてしまったのに、春になったら残りの株が大きく成長しました。

意外に強いです。

私の場合、イチゴは手入れすると枯らしてしまうので、放っておくのが一番と思うようになりました。イチゴはランナーを伸ばして増えていくのですが、気が付くと、あちこちに広がって子孫を増やします!

畑をはみ出して砂利の敷いてある通路まで延びるから、気の毒に思って植え替えると、これが枯れてしまったりするのです。下手に手を出すより、放任が良いみたいですね。


こちらはワイルドストロベリー。
花は白くて似ていますが、少し小さめ。
葉は小さくてツヤがあり、茂っています。
こちらはランナーを出さずに株が大きくなっていきます。 

ws.jpg

 スーパーのイチゴは随分早くから(真冬から)出回りますが、自分で育ててみると初夏の果物だということに気付きます。そういえば、昔は春頃から食べていたような・・・
今はハウス栽培で早くから出しているんですね。

野菜の旬も自分で作ってみて初めて知ることも多いです。 

今、我が家ではアスパラが取れ始めました。
冬物ホウレンソウは終了。のらぼう菜も終わりに近づきました。そろそろ夏野菜と入れ替える時期です。

 さて、今年はどんな野菜を育てようかな・・・ 

今年も爽やかな緑で日を遮ってくれたゴーヤのカーテン。

昨日今日と二日がかりで大部分を片付けた。

地植えにすると本当に大きく育つゴーヤ。

見た目に涼しいだけでなく、収穫もたっぷりあって、今や夏の食卓に欠かせない存在となっている。

 

我が家の窓は南西を向いているため、夏の午後は日差しが強い。

緑のカーテンがないと夏はシンドイ。

今年は節電ということもあって、一階のリビングにゴーヤを、そして二階のベランダには風船かずらを作ってみた。しかし、やはりゴーヤのパワーにはかなわない。

ゴーヤは一階部分の窓を覆い隠した後、二階のベランダに入り込み、手すりやパラボラアンテナ、ラジオのアンテナなどに絡み付いて、盛大に花を咲かせ、実もつける。 

南国の植物というのはパワーがあるんだな~

 

そのゴーヤが、急にパワーダウンするのが今頃の季節。

ゴーヤは寒いのが苦手なのだ。

 

という訳で、今年も9月の終わりにゴーヤを片付けることとなった。

 

我が家の狭~い庭には開墾二年目の小さな小さな畑があって、茄子、クウシンサイ、キュウリなどを作っている。また、庭のコーナーで紫蘇、ミニトマト、大玉トマト、茗荷、アスパラなども欲張って作った。

有難いことに、今年はどの野菜もよく採れた。

お隣に分けただけでなく、夫の実家にまで送ってしまった。

 

 

さて、これから野菜を作っていくには放射能が気になるところ。

青梅は福島からの距離があるので、都内とはいえ高い数値は出ていない。

今は平常並みといったところ。

堆肥も西日本の物を使えば、さほど問題にはならないかもしれない。

ただ、ウチは裏が山だから、これから落ち葉が相当落ちてくる。

本当なら腐葉土にでもすればいいのに、それも危ないように思える。

もう日本の国土は3.11の前には戻らないのだな、と実感・・・

 

これは、最後に収穫したコーヤ君たち。小さいのや大きいのまで色々。

 

 goya1109.jpg

 

そして、ボール一杯採れた茗荷。

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どうやって保存しようか・・・

 

 

野菜には当然のことながら暑い土地向き、寒い土地向きがある。

一部を除き、日本は全体的に高温多湿。

にもかかわらず、作りたい野菜というのは必ずしも土地の気候とは合っていない。

 

私の作りたい野菜というのは乾燥したヨーロッパ原産のも物が多く、日本の中では高原地帯(寒冷地)が適しているらしい。それを高温多湿の地域で作ろうと思ったら、それに近い気候の春、秋に作るしかない。つまり猛暑の夏と梅雨のシーズンは避けることになる。

 

しかしそれは現実的に無理なため、梅雨の間は雨除けを作り、猛暑の間は日除けをして、野菜の育ちやすい環境を人工的に作ってあげなくてはならない。

 

そんな具合でだいぶ色々な野菜が東京でも作れるようになった(気がする)。

東京は高原地帯と比べ虫の種類も数も相当多いので、放っておくと野菜は虫に全部食べられてしまう。

しかも山の畑ではイノシシまで出る!イノシシのパワーは思っていたより凄く、今年はサツマイモが全滅してしまった。

 

虫や獣の食べ残しを食べるという日々も悲しいので、葉物野菜は防虫ネット、根菜までも防獣ネットが欠かせない。そしてニンニク、ネギなど獣の嫌いな「まずい」野菜を沢山つくるのだ!

 

そんな試行錯誤の野菜作りの結果、今年は食べきれないくらい野菜が収穫できた。

天の力は本当に有難い。

 

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ただ、二年がかりで収穫にたどり着けない野菜がある。

それは、ズッキーニとニンジン。

 

どちらも長野では苦労したこともない、むしろ一番楽に作れる野菜だった。

それが東京では出来ない・・・

 

ズッキーニは、株自体は大きくなるのだが、花が咲いても実がつかない。

というか、実が小さいまま腐って落ちてしまう。

ニンジンは発芽はするすが、育たない。

 

多分ニンジンは8月という高温時の種まきに絶えられないのだろう。

暑すぎて発芽後、芽が溶けてしまうのか、日ごとに芽が消えていく。

去年は蒔き直しても同じ結果だったので、今年は日除けをしてみたが、結果は同じ。

 

最近急に気温が下がったこともあり、もしやと思い、畑だけでなく庭にもミニニンジンを蒔いてみた。

ここはダンゴムシが多くて芽を食べられてしまいそうなのだが、取り合えず実験。 

今朝確認してみたところ、芽が出ていた。

 

ninnjin1108.jpg

 

このまま順調に育てばいいのだけれど、いまのところこれ以上育ったことがないので、経過観察。

ダメなら春蒔きにするしかないのかなぁ。

 

 ズッキーニに関しては、もう栽培自体を断念。

どうやら高温多湿に弱い野菜らしい。

先週、生協で届いた長野産ズッキーニにまで痛みが出ていたことを考えると、これからは長野辺りでも栽培が難しくなってくるかも?

 

やはり日本列島は南国化しているのか・・・

タイ人の友達は近所でタイのハーブを栽培しているし。。。

 

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 暑い夏によく育つゴーヤ

 

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