福猫屋ECO日記
福猫屋ECO日記をリニューアルしました。こちらは東京編になります。 2010年から自宅のミニ菜園で自家製堆肥を利用した野菜作りをしています。採れたての野菜を使った料理やベジタリアン料理など、日々の出来事を気ままに綴っています。

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このところ、宮部みゆきの江戸物を読んでいて、食べたくなったのがお饅頭。
主人公が、饅頭屋で蒸したての熱々のお饅頭を食べるシーンが、なんとも美味しそうで… 

ご存知の方も多いでしょうが、彼女の小説には食べ物の話がよく出てきます。
江戸の頃は当然ながら食品工場もないので、食べる物は全て人の手作り。

本当に手間暇かけて食べ物を作っているんですよね。小さな商いから大きな商いまで!

今読んでいる「日暮らし」にも、主人公がどこに行って何を食べたか、また江戸周辺の地域のどこに何の名物があるか、など結構詳しく出てきます。

東京の地名は、今も変わっていないものが多いせいか、長く東京に暮らしている者にとっては興味深いものでもあります。

小説の面白さも然ることながら、江戸人情話というのも、ほのぼのとして読みやすいものですね。

 

そして、この買ってきた素朴なお饅頭とお団子。

実はとっても美味しいのです。
(手前の大福がつぶれてしまった!出来立てで柔らかすぎるのです)

東青梅の松の屋さんというお店なのですが、手作りのお饅頭をその日の分だけ売るお店で、午後二時とか三時に行くと、既に売り切れなのです。行列ができていることも…

この日も、出来たての大福を山ほど買っていく人が!! 

添加物も何も入っていないので夜には硬くなってしまうお饅頭やお団子たち。
その日に食べる分しか買えません。 

ショーケースカウンターだけの小さなお店ですが、奥で大きな杵と臼でお餅をペッタンペッタン搗いているのが見えました。

こういうお店がいつまでも残って欲しいものです。 

 

 

夏の間、朝は手作り野菜ジュース(スムージーと言った方が正しい)を毎日飲んでいたのですが、さすがに寒くなってきて、冷たいものは飲み難くなりました。

でも、せっかく続けてきた習慣なので、止めてしまうのも寂しい… 

ということで、温かい野菜スープに変更してみました。 

最初は野菜ジュースを少し温めて飲んでいたのですが、舌触りが悪く、ザラザラ感が残ります。でも、加熱してスープにすることで舌触りはとても滑らかになるんですね。 

作り方は、タマネギ1/4をみじん切りにして少量のオリーブオイルで軽く炒め、にんじん一本を薄くスライサーでスライスしたものを加えて更に炒め、その後は少々水を加えて蒸し煮にします。

柔らかくなったらミキサーでガーっと回して、滑らかになったら再びフライパンに移して温め、仕上げに豆乳を入れて沸騰直前に火を止める、というものです。味付けは塩のみです。(美味しい自然塩を使っています)

簡単で意外と美味しい。

 にんじんのカロチンは油と一緒に採ると吸収が良いと言われますよね。

このスープはにんじん、タマネギを炒める際にオリーブオイルを使っているので、多分生でジュースにするより吸収されているかと思うのです(期待ですが)、そして豆乳を使うことでイソフラボンも採れるので、女性にとっては心強い存在である筈。

そして、最近老眼が気になるという旦那様にも!

毎日続けると、疲れ目、老眼知らずのになるのでは・・・なんて、期待していたりして。

 

昨年の年末のことですが、初めて自宅でお餅を作ってみました。

というのも、福猫屋のお餅が完売してしまい、次の入荷は年明けになるとの連絡があったからなのです。

お客様に販売するお餅もないし、当然自分達用のお餅もない・・・

さて、どうするか、ということになり、

結局、年も押し迫ったギリギリの時期に餅つき機を購入。

そして、手作りすることとなったのです。

 

実は以前から餅つき機は欲しかったのです。

ただ、こんなに大きなもの、一体台所のどこに収納するの?

などと考え出すと決心が付かなかっただけのこと。

丁度良い機会だったのです。

 

ということで、届いた餅つき機で初めてお餅をついてみました。

作ったのは「黍餅」。 

 

kibimochi.jpg

 

当店で超人気の「酒井さんの餅黍」をタップリと入れたもち米で作ってみました。

「酒井さんの餅黍」を毎年年末に購入されるお客様が、黍餅を作られるお話はよく伺ってはいたのですが、自分で作るのは初めて。

さて、どんなものが出来るでしょう…

 

前日の夜から、水に浸けた餅米と餅黍を、餅つき機で蒸しあげた後に、ペッタンペッタンついてもらいます。

出来上がりは黄色いキレイなお餅でした。

そして、硬くならないうちに麺棒で平らに伸ばしておき、翌朝少しだけ硬くなったところを包丁で切り分けます。

手が慣れないのでオタオタしてしまいましたが、何とか完成。

色がキレイなので、これで鏡餅を作ったら、とても縁起がよさそう。

 

慣れたら、丸餅なども作ってみたいものです。

 

黒千石大豆と色々米を入れた豆餅も美味しかったです。

この豆は小ぶりなので、軽く炒ってから最後に混ぜ込みました。

この黒千石大豆は、節分にも良いかもしれませんね。

 

 mamemochi.jpg

 

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